3D配筋検査システム Modely

3D配筋検査システム「Modely」は、LiDAR付きのiPad等を活用することで点群データを取得し、その点群データを3次元モデルに変換することで、配筋検査における検査項目の実測値を自動で帳票化することが可能なシステムです。

ダブル配筋、環状フープ筋のモデル化、かぶり厚の計測も可能など様々な種類の鉄筋に適用可能です。
デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領（案）に準拠しています。
３次元データや帳票を発注者と共有することや、出力することも可能です。
配筋検査において、大幅な省力化や施工性の向上等を実現することができます。
生成したモデルを将来的な構造物の維持管理にも活用できます。

1人で簡単に配筋検査ができます。
- 従来の配筋検査では、複数人での作業が必要で、計測、帳票作成までに時間がかかります。
- Modelyを使用することで、1人で配筋検査が可能になり、大幅な作業時間削減が実現できます。
省力化の効果の詳細については、以下の記事も併せてご覧ください。
- 配筋検査システムModelyでの作業時間比較と費用対効果
i-Construction 2.0が目標とする配筋検査については、以下の記事も併せてご覧ください。
- i-Construction 2.0と配筋検査システム

従来手法での配筋検査と比較して、Modelyを活用することで、約3割のコスト削減と約7割の作業時間削減を実現することが可能になります。
- (※1)年50回の配筋検査を想定し、労務費や移動経費から算出
- (※2)従来の自主検査、マーキング、写真撮影、立会検査等の作業時間と、Modelyを利用した場合の作業時間から算出
- そのほか、国土交通省中部地方整備局「令和4年度現場ニーズと技術シーズのマッチング」点群データの自動モデル化による配筋検査効率化技術現場試行結果もあります。
受注者だけでなく、発注者との立会に関しても大幅な省力化を行うことができます。
省力化の効果や施工計画書の書き方の詳細について
- 配筋検査システムModelyでの作業時間比較と費用対効果
- デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領（案）に基づく施工計画書の書き方

Modelyは弊社モックアップでの精度検証の結果、高精度な計測が可能なことが実証されています。
導入いただいたお客様の現場データにおいても高精度な結果が出ており、安心してお使いいただけます。
Modelyの精度については、以下の記事も併せてご覧ください。
- 配筋検査システムにおける精度検証とModelyの精度について
- 点群取得アプリ PIX4DcatchとScaniverse比較

精度検証資料については、以下のボタンよりお申込みいただくことでご覧いただけます。