概要 3D配筋検査システムModelyは、地方整備局主催のDXを推進するセミナーで紹介されています。...
【イベント】ゼネコン関係者約40名が体験。国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所参加のもと「Modely」の実力を検証
2025年2月26日、国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所の参加のもと、宮崎県のゼネコンを中心に約40名が参加する現場見学会が開催されました。
今回の見学会では、「大淀川高岡地区築堤及び樋管工事」において、3D配筋検査システム「Modely」を活用した鉄筋出来形計測の実演が行われ、参加者が実際に3D点群の取得、およびシステムの操作を体験しました。
[目次]
技術説明&デモ
見学会の冒頭では、当社の販売代理店である株式会社金本組の担当者様よりModelyの技術概要が説明され、その後、配筋模型を用いた配筋検査のデモンストレーションが行われました。
D13という細い鉄筋を用いて点群取得から鉄筋モデルのモデル化、帳票の自動生成を見ていただき、参加者にModelyの適用性の高さを体感いただきました。
点群取得、モデル化体験
デモの後は、実際に組まれた配筋について、参加者にiPad/iPhoneを使った点群取得、その後の帳票出力を体験していただきました。
点群のスキャンに一定のコツ(等間隔を保ちながらゆっくりスキャン)があるため、注意事項を参加者にお伝えし、スキャンをしていただきました。
参加者からいただいたModely導入期待
- 従来の測定では目視・手作業が中心で、時間と人手を要していたが、Modely導入により精度の高い3Dデータが手元に残り、作業が大幅に効率化。
- 鉄筋スキャンから帳票作成まで簡単な操作を覚えることで実施できるため、ヒューマンエラーの低減や経験が少ないメンバーでも検査が可能。
- 3Dで確認が可能なため、視認性が上がり遠隔臨場のハードルが下がる。
参加者からいただいたModely実運用の課題
- 操作の習得には多少の慣れが必要。
- 活用する点群生成アプリによっては、クラウド処理の時間を考慮した運用が必要。
一方、これらの課題についても、導入時のフォローや運用を考慮した施工計画の工夫によって解決可能な事例を共有し、参加者の皆様に理解を深めていただきました。
まとめ
今回の見学会で、Modelyが建設現場のDX化を推進し、鉄筋出来形管理の新たな標準技術となる可能性を参加者の皆様に感じていただけたと考えています。
今後もユーザー様のModelyについての期待の声や、実運用に関するご意見や感想をいただきながら、一層の機能開発と製品の認知向上に努めてまいります。
この現場見学会に関してさらに詳しく知りたい方は、株式会社金本組様のnote記事も合わせてご覧ください。
Modely
LiDAR付きのiPad等を活用することで点群データを取得し、その点群データを3次元モデルに変換することで、配筋検査における検査項目の実測値を自動で帳票化することが可能です。
NETIS登録技術であり、200社以上の企業にご導入いただいている実績豊富なサービスです。