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【社員紹介】ゼロから市場開拓へ:SMU生が日本のスタートアップで掴んだ手応え


目次


 

Adelyn Tay

Adelyn Callie Tay

事業開発インターン

 

東京での3ヶ月の挑戦

 私にとって、それは憧れと成長が同時に叶う舞台でした。

 SMU(シンガポール経営大学)でファイナンスを学ぶ私は、大学の休暇期間を使い、日本のスタートアップDataLabsにインターンとして飛び込みました。

 

DataLabsとの出会い

 夏休みに応募できる実践的なインターンを探していたとき、友人が紹介してくれたのがDataLabs。3Dデータ×建設業界という全く未知の領域に好奇心が湧きました。また、勤務地が東京だと知った瞬間、迷いはありませんでした。ここでなら、自分の得意分野であるビジネス系のスキルを実務で磨きながら、大好きな日本で働ける。そう直感しました。

 

いきなり海外展開の重要な業務を任される

 私の役割は、ASEAN市場を対象とした市場調査と市場開拓戦略の立案。業界動向や顧客ニーズ、競合分析を行い、戦略提案まで形にしました。さらに、社内外向け資料の作成やプレゼンも担当し、自らの成果を直接発信する機会を得ました。

 最も印象に残っているのは、All DataLabs Meeting(全社会議)での初プレゼン。DataLabsに来てから2週間、ちょうどオンボーディングが完了して海外市場調査結果がホットな話題だったようで、いきなり全社会議でプレゼンの機会を得ました。日本と海外へのメンバーへそれぞれ発表することに不安を抱えつつも、事業開発部のメンバー、更には経営陣からの手厚いフィードバックにも支えられ、やり遂げた瞬間の達成感は今も鮮明です。この経験は、「未知の環境でもやれる」という自信を与えてくれました。
それと同時に、スタートアップ企業で働くということを理解しました。

 私が過去に経験した大企業では提案を通すのにいくつもの承認が必要ですが、Datalabsのようなスタートアップでは、数名に相談すればすぐに実行できます。従業員の発言権も大きく、誰もが尊重され、積極的に意見を聞き入れられます。私自身もより多くのことを学び、責任感を持つ機会に恵まれました。業務内容だけでなく、それが会社全体にどのような利益をもたらすかという視点も重要だったため、思考力に大きな刺激を受けました。DataLabsの特徴は、ポジティブなカルチャーと成長への意欲にあると思います(DataLabsのMVVについては、こちら。さらに詳細な内容はこちら)。

 

建設現場で受けた衝撃

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 私は今まで建設現場に行ったことがありませんでしたが、プロジェクトの一貫で現場に行く機会を得ました。
現場に行くと、猛暑と過酷な労働環境のため、体への疲労のみならず、危険とさえ感じました。私は上司から緊急避難を要請され、影に隠れて業務を見ていました(笑)。

このような体験から現場が如何に過酷な環境で、それらの業界を変革し、現場の負担を削減していくDataLabsのミッションの意味を強く理解しました。

 仕事というのは、デスクの前に座っているだけでは済まないのだということも学びました。どんなに不便で過酷な環境でも、実際に現場に足を運ばなければならない時がある。でも、だからこそDataLabsの存在意義がある。現場に必要な人手と時間を減らし、建設作業員の安全性と効率を高める――それがDataLabsの価値なのだと思います。

 

3ヶ月のインターンで付いた自信

 この3か月間で、3Dや点群データの技術的な側面について貴重な知識を得るとともに、建設業界を直接見て学ぶ機会を得ました。自分の成長を実感した瞬間の一つは、(皆がそう言ってくれるのですが)オンボーディングを比較的早く終えられたことです。また、会社の業務全体についての理解も深まりました。

 特に嬉しかったのは、自分の仕事が会社に有意義な価値を提供できたと感じられたことです。ASEAN市場や競合に関するより良い洞察を提供したり、その洞察に基づいた実行可能な戦略の立案を支援したりすることを通じて、貢献できたと実感しました。

 印象的だった経験の一つは、「バグバッシュ」イベントへの参加です。これは、全員が一堂に会して製品の不具合を洗い出し、製品に関する建設的なフィードバックや、会社にあったらいいと思う機能を提案するイベントで、私にとって初めての参加でした。全員からのフィードバックを一つひとつ確認していく中で、会社がいかに社員一人ひとりの声に真剣に耳を傾けているかを強く感じました。このイベントは、製品の改善やビジョンの共有だけでなく、社員のモチベーション向上やDataLabsの企業文化の強化にもつながる、非常に素晴らしい取り組みだったと思います。

 

事業開発統括本部・星野氏が語る、Adelynさんの成長と今後への期待

この3か月間で、Adelynさんは新しい知識や経験を吸収し、自分の考えを形にして成果へとつなげる力を着実に伸ばしてきました。限られた期間の中で、業務の全体像を理解し、周囲と協力しながら成果を出す姿はとても印象的でした。

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今後もDataLabsでの継続的な業務を通じて、さらに経験を積み、得意分野を広げてくれることを期待しています。東南アジア、更には欧州諸国での事業開発に関わり、その中での戦略実行をサポートしてもらう予定です。現地市場の理解や実務経験を深めながら、より実践的なスキルを磨いていってくれることを楽しみにしています。

また、DataLabsには業務内容や知見を丁寧に記録する文化があり、日常的に英語を使う場面も多くあります。そのため、海外メンバーや新しく加わるメンバーも、他社と比べてキャッチアップの負担は低い環境だと思います。

私自信、複数のメンバーを見てきましたが、DataLabsで活躍できるのは、好奇心を持って新しいことに挑戦し、自分なりの考えを積極的に共有できる人だと思っています。専門知識や経験も大切ですが、それ以上に「まずやってみる」姿勢や、チームで成果を作る楽しさを感じられることが、私たちの環境にフィットするポイントだと思います。

 

日本でのオフタイム

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 週末のほとんどを日本の各地を散策して過ごしました。今のところ一番のお気に入りは京都近郊の貴船です。気温がずっと涼しかっただけでなく、川のせせらぎが聞こえてとても穏やかで、ハイキングコースからの景色も素晴らしかったです。

 また、DataLabsメンバーとは一緒に白馬や居酒屋に行き、最高の思い出が作れました。

 ちなみに私の好きな日本のウイスキーも堪能できました。

 

未来へ & インターン候補生へのメッセージ

 将来は5つの言語を習得し、多文化環境で活躍することが目標です。

 これからDataLabsにインターンとして参画する皆さんへのアドバイスは3つです

  • 好奇心を持つこと
  • 新しいことに挑戦すること
  • そして楽しむこと

 それが、最高のインターン経験への近道だと思います。

 Otsukaresama deshita! (お疲れ様でした)

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