配筋検査システムにおけるBIM/CIMモデルの活用
目次
1.概要
- 国土交通省から公表されている「BIM/CIMに関する基準・要領等」をもとに、受発注者双方の業務効率化・高度化が推進されてきています。配筋検査においても、BIM/CIMを活用することが可能になってきています。
- 本記事では、3D配筋検査システムModelyにおけるBIM/CIMの活用として、事前に作成したBIM/CIMモデル(設計モデル)と検査において取得した点群や点群から作成した3Dモデルと直接比較する方法や、Modelyで作成した3DモデルをIFC出力し、活用する方法をご紹介します。
2.配筋検査システムにおけるBIMの活用
- 国土交通省から公表されている「BIM/CIMに関する基準・要領等」をもとに、受発注者双方の業務効率化・高度化が推進されています。
- 配筋検査においても、BIM/CIMを活用することが可能になってきています。 Modelyにおける BIM/CIMの活用としては、大きく分けて2つあります。
- 1 つ目は、作成したBIM/CIMモデルを 3D配筋検査システムModelyにインポートし活用する方法です。これによって、BIM/CIMモデルを、検査において取得した点群や点群から作成した 3D モデルと直接重ね合わせて比較することができます。
- 2 つ目は、Modelyで作成した3Dモデルを IFC出力し、活用する方法です。施工後の配筋の 3DモデルをIFC出力することで、施工後のデータとして管理することができます。

- 3D配筋検査システムModelyの省力化の効果について
- 3D配筋検査システムModelyの精度について
- i-Construction 2.0では、デジタルデータを活用した配筋確認の省力化において、3次元設計データ(BIM/CIM)の適用を検討していくことが予定されており、Modelyでこれを実現することがきます。
引用元:i-Construction 2.0 ~建設現場のオートメーション化~ 令和6年4月国土交通省
3.まとめ
- 本記事では、3D配筋検査システムModelyにおけるBIM/CIMの活用方法(以下の2つ)を紹介しました。
- 事前に作成したBIM/CIMモデル(設計モデル)と検査において取得した点群や点群から作成した3Dモデルと直接比較する方法
- Modelyで作成した3DモデルをIFC出力し、活用する方法
4.さらに詳しく知りたい方へ