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【Modely導入事例】深礎杭の円形配筋検査をiPad1台で完結!検査時間を半減させ、発注者を驚かせた新技術活用法(瀬尾建設工業株式会社)
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瀬尾建設工業株式会社は、北海道ニセコ地区を中心に民間・公共の土木・建築工事を幅広く手掛ける総合建設会社です。地域に密着しながらも、開発局の工事などにおいて新技術を積極的に取り入れ、現場の生産性向上に挑戦し続けています。
今回は「一般国道 仁木町 宝川橋下部工事(北海道開発局発注)」において、3D配筋検査システム『Modely』を導入。深礎杭という特殊な円形鉄筋の検査において、省力化を実現し、発注者からも高い評価を得た事例について、佐竹様にお話を伺いました。
瀬尾建設工業株式会社 佐竹様
現場の課題と「Modely」導入の決め手
ーまずは、今回の現場環境と、従来の配筋検査における課題について教えてください。
佐竹様:
今回の現場は橋梁の下部工事で、深さ約11mの深礎杭(しんそぐい)や橋脚躯体の施工を行いました。 従来の配筋検査では、組んだ鉄筋に色付きのチューブを取り付け、テープを貼って写真を撮るというアナログな手法を行っていました。この作業にはどうしても複数の人員と時間がかかり、現場にとって大きな負担となっていました。そのため、新しい技術を取り入れて効率化を図りたいと考えていました。
ー配筋検査システムの中で、Modelyを導入された決め手は何だったのでしょうか?
佐竹様:
株式会社岩崎様の展示会でModelyを知ったのがきっかけです。他社のシステムも現場で実際にデモを見て検討しましたが、専用の機械が必要だったり、平らな面(平面)でしか検査できないといった縛りがありました。
その点、Modelyは深礎工特有の「円形の鉄筋」の計測に対応していました。ここで言う「円形」というのは、単に杭の全体形状が測れるということではなく、円周に沿って弧状に並ぶ主筋と、鉄筋自体に曲率(R)がかかっている配力筋を3Dモデル化し、そのピッチを計測できるということです。
他社の多くが平らな面の検査に留まる中、このような複雑なR形状の配筋検査に対応できるのはModelyだけであり、これが今回の現場に唯一フィットするシステムだと判断した最大の決め手です。
圧倒的な手軽さ:検査時間が30分から15分へ半減
ー実際に現場で活用してみて、どのような効果がありましたか?
佐竹様:
現場作業が半分以下の時間で終わるようになりました。従来はチューブの取り付けや写真撮影で1ブロック30分ほどかかっていましたが、ModelyならiPadでスキャンするだけで済むため、約15分に短縮されました。 また、従来のようにたくさんの計測機器を現場に持ち込む必要がなく、自分1人でiPadだけを持って身軽に計測できるようになったのも大きな違いです。
ー解析や帳票作成などのソフトウェアの操作性はいかがでしたか?
佐竹様:
3次元の点群データを使うと聞いて、最初は「難しいのではないか」とかなり構えていました。しかし、実際にModelyを操作してみると、非常に直感的で簡単でした。iPadで取得した点群をアップロードし、鉄筋の径を入力して範囲を選択するだけで、勝手にピッチを検出して帳票まで作成してくれます。データ処理やソフトの操作に関しては、特段困ることなくスムーズに扱えました。

発注者も驚いた3Dモデルと自動ピッチ検出
ー発注者様へのご報告や立会い検査はどのように進められましたか?
佐竹様:
NETIS登録製品としてModelyを使用する旨を事前に報告して説明したことで、発注者様にはすんなり認められてスムーズに活用することができました。 現場で取得したデータや帳票を確認していただいた際にも、「こんなシステムがあるのか!」と大変驚かれていました。特に、鉄筋が3Dモデルとして綺麗に映し出されている点や、それが自動でピッチ計算されて検査帳票になっている点を見て、「これだけで計測してくれるのはすごい」と高い評価をいただくことができました。
点群取得のコツを掴み、さらなる時短へ
ーソフトウェアの操作性は高評価をいただきましたが、一方で苦労された点はありましたか?
佐竹様:
Modelyのソフト自体は素晴らしいのですが、導入当初は現場での「点群データの取得(iPadでのスキャン)」に少し苦戦しました。 深礎杭の内部は比較的うまくスキャンできたのですが、橋脚の躯体部分になると、背景の鉄筋などが影響して点群が欠けてしまうことがありました。しかし、DataLabsの担当者さんに現場でサポートしていただきながらコツを掴み、しっかりとデータを取れるようになりました。点群取得作業については自分の慣れなども含めてまだ改善の余地があると感じているので、そうなればさらに短い時間で検査を完了できるようになると思います。

今後の展開とModelyへの期待
ー最後に、今後の活用アイデアやModelyへの期待について教えてください。
佐竹様:
全体的な評価としては、検査の手間が圧倒的に省けるため「10点満点」でおすすめできます。 機能面での要望としては、点群上の鉄筋を選択する際、奥にある余計な点を誤って掴んでしまい、意図しない方向を向いてしまうことがたまにありました。この「鉄筋の選択操作」がもう少し楽になれば、さらに使いやすくなると思います。 もちろん、次の構造物工事でもModelyを活用していく予定です。
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